オーストラリアでは人気No.1を誇るオーストラリアンフットボールも日本での普及はまだ途上。オーストラリアンフットボールのプロリーグAFL(Australian Football League)は、オーストラリア国内で最も観戦者の多いスポーツです。日本でも「観るスポーツ」として、そして「参加するスポーツ」として楽しんでいただけるよう活動しています。
【オーストラリアでのAFL人気】
1857年にオーストラリアで誕生したオーストラリアンフットボールは160年以上も歴史を持つスポーツです。オーストラリアでは学校の体育にも取り入れられ、6500以上のクラブがあり、子どもから大人まで幅広くプレーされているスポーツです。
地域に根付いたオーストラリアンフットボールのプロリーグAFLは平均観客動員数が世界第4位のリーグで、人口がわずか2,500万人のオーストラリアで、世界を代表するリーグの一つとなっています。
【日本でのオーストラリアンフットボール】
日本で初めてオーストラリアンフットボールが紹介されたのは1986年、そこから30年以上の歴史を積み重ねてきましたが、競技人口はまだわずか200名程度。近年はスポーツイベントや子どもの定期教室などで、このスポーツに触れていただく機会を増やし、年間で3000名以上の方にオーストラリアンフットボールを体験していただいています。
【今後の取り組み】
今後は国内リーグの発展と共に、広く一般の方にAFLの魅力をお伝えする活動に力を入れていきます。動画配信にも注力し、試合の中継や、AFLの紹介、日本での活動の様子など、積極的に情報発信をしていく予定です。
【ビジョン】
(一社)日本オーストラリアンフットボールは3つのビジョンを掲げて活動しております。
1、日本代表の強化
日本人AFLプロ選手の輩出を目指した強化・育成活動。
3年に一度行われるインターナショナルカップで男女共に優勝する。
2、国内リーグの活性化
地域・大学・社会人から成るリーグの発展。
関東圏のAリーグと全国のGOリーグの他にも各地域にリーグを設立する。
リーグ発展の上で欠かせないファンの増加を目指す。
3、競技人口の増加
AFLの情報量を増やすことで、オーストラリアンフットボールへの興味を喚起する。
全国でクリニックやイベントを開催し、若い世代を育成する。